診察の受け方
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あっという間に一週間が過ぎてしまいました( ´艸｀)
今週はとても真面目な記事ばかりでしたので
最後も真面目に行こうと思います（笑）
ということで今日は「診察の受け方」についてお話させて頂きます。
ありそうでなかった内容だと思います。
入院中の診察は
医師による精神療法
心理療法（しんりりょうほう、英: psychotherapy：サイコセラピー）、精神療法（せいしんりょうほう, Psychological Treatment）、心理セラピーとは、物理的また化学的手段に拠らず[1]、教示、対話、訓練を通して認知、情緒、行動などに変容をもたらすことで、精神障害や心身症の治療、心理的な問題、不適応な行動などの解決に寄与し、人々の精神的健康の回復、保持、増進を図ろうとする理論と技法の体系のことである[2]。
臨床心理学においては心理療法、精神医学においては精神療法の呼称が通常用いられ、事実上同じものを指す。この違いは、明治期以降に西洋学問を輸入した際、psycheの語に心理と精神という2通りの訳語が当てられ、それが心理学界と医学界に別々に定着したことに由来する。
を行い必要に応じて薬の変更や看護師への指示を行います。
これが診察をする側の動きです。
で、診察を受ける側ですが
特段これといった決まりもないので
患者さんそれぞれ思い思いに話します。
なんでもかんでも「大丈夫です。」と言う方や
病棟内での苦情を言う患者さん。
ほんとうに色々です。
もちろん医師はプロですので
そんな何気ない会話の内容や
表情や仕草から必要な情報を読み取り
薬の調整を行ったりしています。
このように
本来、医師も患者さんも「薬の調節」という
共通した目標があるのですが
患者さん自身に病識がなく
「薬は無理やり飲まされているもの」
「家族と結託して閉じ込められている」
と思われてしまうと
医師と患者さんの思惑が交わることもなく
延々と平行線を書くことになってしまいます。
その中でも一番ダメだと思うのは
拒薬・吐薬
だと思います。
拒薬は医療への拒否ですので入院した意味まで無くします。
吐薬はもっと深刻で
薬の調整が一旦めちゃくちゃになってしまいます。
何故かと言うと「飲んでる前提で調整しているから」です。
医師からすると「これだけ飲んでるのに全然効いていない」と判断し
薬を増やします。
そして今度はそれを飲んでしまうと効きすぎてしまう。
すると今度は「量ではなく薬のせいかもしれない」
と薬を変えられてしまうともうお手上げです。
また一からやり直しになってしまいます。
当たり前ですが
薬の効きは本人が一番わかります。
専門的な知識がなくても
「朝が起きれない」「手が震える」「不安が消えない」
「便が出にくい」「眠りが浅い」「考えがまとまらない」
などなど
自分の言葉で自分の中で起きていることを
そのまま正直に話してください。
もし言いにくいのであれば
気を許しているスタッフに伝えるなどしても構いません。
医師に丸投げするのではなく
一緒に合わせていく意識を持つことで
圧倒的な速さで治療が進みます。
そしてもう一つ大事なことですが
１００点を目指すのは得策ではありません。
あまりに時間と労力がかかる可能性があるからです。
ある程度コントロールが効くようになれば
退院しさらに微調整をすることもできます。
そして
１００点を目指すと今度は副作用との戦いになったりもします。
副作用を抑えるために薬を増やし
その副作用の為にまた薬を・・・
なんてことは昔の精神科ではあるあるでした。
ある程度の作用とある程度の副作用は享受し
そのうえで何が出来るのか模索していくほうが
確率が高く現実的な方法だと思います。
ということで真面目な記事の一週間でした（笑）
今日はこの辺で( ´艸｀)
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